ドバイに家を買うべきか、買わないべきか 〜それが問題だ〜
みなさんこんにちは、フィフ子です。
ところで、皆さんの家は、持ち家ですか、借家ですか?
あー家を買いたいなあー(切実)
私はドバイに住んで2年になりますが、ずっと賃貸のアパートに住んでいます。
でもね、持ち家ってやっぱり憧れですよ!
高い家賃を払い続けるのが、お金をドブに捨ててるような気がしてバカらしいですしね〜。
ドバイに住むなら、やっぱり家を買ったほうがいいのか、買わないほうがいいのか・・・。
フィフ子なりに、ドバイの不動産のいい点と悪い点を考察してみました!
ドバイの不動産市場って、どうなってる?
まず、ドバイの不動産市場ですが、めちゃくちゃダイナミックです。
2023年、ドバイの不動産取引は年間36,448件、総額1082億AED(約29.4億米ドル)に達し、その勢いは2024年も止まりません。
特にオフプラン物件(完成前の物件)が投資家の注目を集めており、将来的な資本増加と収益生成の可能性を秘めている、と言われています。
ドバイでは、アイコンであるブルジュ・ハリファに代表されるような、近未来的なデザインの高層ビルが次々と建設されています。
時々びっくりするようなデザインの建物もあったり、超オシャレなレストランやカフェがあったり、なんか、ほんとにキラッキラな感じなんです。
人口も、どんどん増え続けていて、2023年には3.6百万人を突破しました。これは前年から1.4%の増加です。
ドバイの魅力的なライフスタイルと経済成長が、多くの人々、特にリッチな富裕層を世界中から引き寄せているんです。
さらに、観光客も増加しており、2023年には1,540万人が訪れ、前年よりも19.9%増加しました 。
このような人口増加は、不動産市場にも大きな影響を与えています。
住居の需要が高まり、それに応じて新しいプロジェクトが次々と立ち上がっています。
ドバイの暮らし
まずはドバイの暮らしって一体どんな感じ?と思う人も多いんじゃないでしょうか。
私がここに引っ越してきたのは、たまたま主人の仕事の関係でしたが、すぐにこの都市が大好きになりました。
お気に入りポイントの一つ目は、気候です。
ご存知の通り、ドバイは基本的に砂漠気候なので、年間のほとんどが晴れです。
特に冬のシーズンはとっても快適で、ビーチで過ごしたり、砂漠でキャンプしたりできて、最高です!
その代わり、夏は正直に言って「オーブンの中にいる」ような感じで、エアコンがないと生きていけません・・・。
お気に入りポイントの二つ目は、文化です。
ドバイは多文化都市で、世界中から人々が集まっていて、いろんな人種の人と出会うことができるのがとっても新鮮で楽しい!
ジムやスーパーに行くだけで、いろんな人に出会えるし、いろんな言語が耳に入ってきて、国際的だなーっと実感します。
そんな多様性は食文化にも表れていて、インド料理、中華料理、アラビア料理、イタリア料理など、どれも本格的で美味しいんです!
ドバイで家を買うメリット
では次に、ドバイで家を買うメリットを、ざっと挙げてみます。
1. 税制面の利点
ドバイには所得税がありません。これは、特に高収入の人々にとって大きな魅力ですよね!
ドバイでは、稼いだお金は、全額自分のものになるんです。最高!
あと、もし不動産を買って値上がりした後に売って、いわゆるキャピタルゲインを得た場合、日本では税金がかかりますが、ドバイではこの税も存在しません。
つまり、利益をそのまま手に入れることができます。これは、投資家にとって非常に大きな利点と言えます!
2. 成長市場
ドバイの不動産市場は成長を続けています。
最新のデータによれば、2023年の取引件数と金額は前年を上回り、市場の活況が続いていることが分かります。
3. 安全性とインフラ
ドバイは非常に安全な都市であると言われています。
フィフ子も、実際に住んでみてその安全さを実感してます!
もちろん詐欺などはありますので注意すべきですが、窃盗や殺人なんて、ほとんどないんじゃないかな?ってくらい安全なんです。
どこにでも監視カメラが取り付けられており、めちゃくちゃ監視社会ですし、人口の大多数が外国人なのですが、犯罪でつかまれば即刻強制出国させられますから、犯罪率は否が応にも低くなるんですね。
インフラも整っていますし、ドバイの都市部に限ってですが、公共交通機関も便利で、特にドバイメトロはとっても効率的です。
4. ライフスタイル
ドバイには豪華なショッピングモールや高級レストラン、エンターテインメント施設が豊富にあります。
家族で楽しめる場所も多く、飽きることがありません。
エキスポのような大きなイベントもよくドバイで開催されますし、キラキラな生活が好きな人には、たまらない街と言えるでしょう!
ドバイで家を買わない方がいい理由
次にドバイで家を買わないほうがいいかも?という理由についても考えてみました。
1. 高額な初期投資
ドバイの不動産は、東京の一等地に比べればマシかもしれませんが、それなりに高額です。
特に人気のエリアでは、初期投資が大きな負担となります。私の友人も、購入を考えたときに、その初期費用の高さに驚いた、と言ってました。
具体的には、物件価格の20%以上の頭金を用意する必要があり、さらに契約手数料や登記費用もかかるため、数百万AED(数千万円)の初期投資が必要です。
もちろんローンを組むこともできますが、日本と違いフルローンなどは組めないようです。
多くの銀行では物件価格の70〜80%までしか融資を行わないため、残りの20〜30%を自己資金で用意しなければなりません。
また、金利も日本と比べると高い傾向にあります。
さらに、銀行によっては外国人に対する審査基準が厳しく、十分な収入証明や長期間の在留資格が求められることもあります。
2. 気候の厳しさ:
先ほども触れましたが、ドバイの夏はめーっちゃ、暑いです!
日本の夏も暑いですが、こちらの暑さはたぶん想像以上です。
朝から晩までとにかく暑く、昼間は40度越えは当たり前なので、エアコンなしではとても過ごせません。
夏の間は外に出て楽しむ、ということが難しくなるので、できることや遊びなどがインドアに限られてきます。
夏でも海や山で遊んだり、キャンプを楽しめる日本が、やっぱりなつかしくなっちゃいます。
3. 文化的な違い
ドバイはイスラム教を基盤とした社会です。そのため、宗教的な慣習や法律に従う必要があります。
例えば、飲酒や服装に関する規制がありますし、私たち外国人も、現地の文化を尊重しなければなりません。
時々、外国人が現地の人を馬鹿にしたり、勝手に写真をとったりして逮捕される、というようなニュースも聞きます。
なので、ドバイの生活は合う人と合わない人がいる気がします。
私は、ドバイの生活、今のところ問題なく快適に過ごせていますよ〜
まとめ
ドバイに家を買うべきか、買わないべきか・・・。いや、買えるのか、買えないのか・・・そっちが問題よね(汗)
結局、結論はまだ出ていないのですが、これから買うかも?という可能性も視野にいれつつ、物件情報などにアンテナを張っていきたいな、と思っています!