【ドバイの穴場スポット】古本屋Bookendsに行ってみた – 砂漠に佇む本の楽園
こんにちは、ドバイ在住のフィフ子です。
今回は、ドバイで見つけた本好きの送る穴場スポット、古本屋「Bookends」をご紹介します。
高層ビルやショッピングモールだけじゃない、ドバイの新たな魅力をお伝えしていきますね。
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ドバイで古本屋？思わぬ発見の始まり
ドバイといえば、物価が高いイメージですよね。
実際、新品の本は高くて、本屋で普通に買うと、ペーパーバック1冊が60AED（約2,000円）もするんです。
でも、そんなドバイで、本好きにとっての楽園を見つけちゃいました！
もっとリーズナブルに本を楽しみたい。。。
そんな思いから、ネット検索するうちに、古本屋「Bookends」のオンラインストアを見つけたんです。
そして本好きの娘のために、オンラインで注文を重ねるうちに、実店舗があることを知り、足を運んでみることにしました。
Bookendsへのアクセス
Bookendsは、ドバイ・シリコンオアシスのDubai Digital Park A3 Buildingにあります。
- 駐車場：Dubai Digital Park内、G5駐車場が最寄り。
- 営業時間：10:00-22:00（年中無休）
Dubai Digital Parkを右に、車を走らせると、Gate 7、Gate 6、Gate 5、の順番に駐車場の入り口がありますので、Gate 5から地下駐車場に入るのが最短です。
地下駐車場に入り、まっすぐ進むと右手にA3-A4への入り口が見えてくるので、この入り口から入ります。
こちらの入り口からビルの中に入ると、早速本が並ぶ通路の奥に本屋さんの入り口が見えます。
Bookends店内の雰囲気
ドアを開けた瞬間、懐かしい本の香りに包まれる感覚。
天井まで届く木製の本棚、柔らかな照明。無機質なオフィスビルに突如現れた、静謐な空間です。
想像していたより広くはありませんが、それがかえって居心地の良さを生み出している気がしました。
床に置かれたクッションの上で、くつろいで本を読む子どもたちの姿もあったり、アットホームな雰囲気が漂っています。
豊富な蔵書コレクション
Bookendsの魅力は、なんと言ってもその豊富な蔵書です。
英語書籍が一番多く、アラビア語の本も多く取り揃えられていましたが、中にはフランス語の本などもありました。
残念ながら日本語の本は見つけられませんでしたが、英語版の漫画コーナーもありました。
天井まで届く圧巻の本棚は、見ているだけで楽しい❤️
リーズナブルな価格設定
古本の魅力の一つは、なんといってもリーズナブルな価格です。
新品の本が高価なドバイにおいて、Bookendsは本好きにとって心強い味方といえます。
綺麗な状態のペーパーバック1冊が約20AED（約670円）程度。
新品の約3分の1の価格で購入できるんです。
さらに、状態が少し劣る本なら1〜5AED（約33円〜167円）程度で見つかることも。
この値段なら、ジャケ買いで失敗してもオッケー（笑）
フィフ子たちも、思わず予定より多めに本を買ってしまいましたよー。
便利なサービス
Bookendsは、実店舗だけでなく、オンラインでの注文も可能です。忙しい方や遠方にお住まいの方にも嬉しいサービスですね。
オンラインで注文する場合、配送料はドバイ市内なら18AED。
さらに、180AED以上の注文で送料が無料になるのも魅力的。
たくさん注文すれば、送料無料になるのは嬉しい！
また、オンラインで注文して店舗でピックアップすることもできます。
買い物ついでに立ち寄れば、配送料も節約できて一石二鳥！
また、Bookendsでは本の販売だけでなく、買取サービスも行っています。
家に眠っている読まなくなった本があれば、ここに持っていけば、買い取ってもらえますよ。
本の循環を促進することで、より多くの人が手頃な価格で本に触れる機会を提供すると同時に、環境にも優しい取り組みですね。
ユニークなサービス – 本とブラインドデート!?
Bookendsの面白い取り組みが「Blind Date with a Book」コーナーです。
茶色い紙で包装された本が並び、包み紙には本の内容を表す5つほどのキーワードだけが書かれています。
著者名やジャンルは内緒。包み紙を開けてみるまでは本の正体がわからないとは、まさに本とのブラインドデート。
普段読まない、新しいジャンルに挑戦してみたい気分の時にいいかも？
Bookendsを支える人々 – 本への愛が生んだスタートアップ
Bookendsの魅力は本だけではありません。
スタッフもとっても親切。
本の在庫に関してはもちろん、おすすめの本なども気さくに教えてくれます。
実は、Bookendsは二人のママ起業家によって設立されたUAEのスタートアップなんです。
オーナーたちは、熱心な読書家の子供たちを持つ母親でもあり、子供たちの成長に合わせて、手頃な価格で本を手に入れるのに苦労したことがきっかけで、この事業を立ち上げたそうです。
Bookendsの理念は、「読書への愛を取り戻すこと。そして、一冊ずつ本を再利用することで、世界を少しでも良くすること」なんだそう。
オーナーたちの情熱は、店内の雰囲気や品揃えにも表れています。
20,000冊以上もの在庫があり、毎日約100点もの新しい本が追加されるそうです。
環境にも優しく、手頃な価格で本を手に入れられるのは、古本屋の大きな魅力ですよね。
まとめ – Bookendsを訪れて
今回Bookendsを訪れてみて、オンラインで買うのとは違い、本屋の向こう側にいる人々の顔や思いを知ることができてよかったです❤️
単なる古本屋というよりも、本への愛と子育ての経験から生まれた、温かみのある特別な空間だなーと感じました。
Bookendsの存在は、新品の本が高価なドバイにおいて、特に本好きにとって心強い味方です！
本好きの方はもちろん、「ドバイで意外な発見をしたい」という方も、ぜひBookendsを訪れてみてくださいね。
